経営陣


Sammy Cheung (サミー・チャン)

共同創業者、社長 兼 CEO

サミーは、破壊的技術と革新的なアイデアを組み合わせたいと考えている起業家のイノベーターです。この目的のために、共同創業者であるトニー・ガイと 2012 年にエフィニックス (Efinix) を設立しました。サミーのリーダーシップの下、これまでのにはない破壊的な Quantum® コンピューティング・テクノロジを開発し、エフィニックスが低消費電力の組み込みAIとデータコンピューティングの新時代のリーダーになる準備ができていることを意味しています。

エフィニックス創設以前は、ストレッチ社で IC グループを率いて、第 2 世代 SoC のロールアウトし、同社の監視ビデオ事業を成功に導きました。ストレッチ社の前は、アルテラ社に 11 年間在籍し、最先端であった Stratix、Cyclone FPGAを開発するチームを指揮し、HardCopy ストラクチャード ASIC を技術的なコンセプトから年間売上1億ドル以上のものとするためとに尽力しました。サミーは、コーネル大学で工学修士号を取得した後、サイプレス・セミコンダクタ社でキャリアをスタートさせました。また、1997 年に UC バークレー校で MBA を取得しています。

Sammy Cheung

Tony Ngai (トニー・ガイ)

共同創業者、CTO 兼 シニア・VP、エンジニアリング

トニー・ガイは、アルテラ社、ザイリンクス社、ラティス・セミコンダクタ社、AT&T ベル研究所において、20 年間 FPGAの開発経験を積んだ後に、共同創業者のサミーとともに、新しい柔軟な FPGA ファブリックの開発に着手しました。これまでの商用 FPGA アーキテクチャ開発で得られた知識をいかし、従来のものとは異なる、効率性に優れたアーキテクチャの開発を志しました。米国および海外において 40 件を超える特許を取得しており、FPGA アーキテクチャ、IC 設計、さらに配置配線 (PnR) ソフトウェアの知識を合わせ持つ、プログラマブルロジックのイノベーターです。

エフィニックス (Efinix) を創設するまでに、FPGA 主要企業において 15 年以上のマネジメント経験も得ており、また現在市場に出ているほとんどの商用 FPGA アーキテクチャの開発の中心となり、貢献しました。

Tony Ngai

Ming Ng (ミン・ウン)

COO (チーフ・オペレーティング・オフィサー)

ミン・ウンは、25 年以上のオペレーション部門とカスタマサポート部門の経験があり、ウェハー製造から組立、テスト、ロジスティクスに至るまで、半導体製造に関する幅広い知識を持っています。また、多機能のオペレーション部門の構築にも多く携わっていました。

これまでのキャリアの中で、製品エンジニアリング、品質、テスト、オペレーション全般など、さまざまなリーダー職を歴任し、エフィニックス (Efinix) に入社する前は、マイクロセミ社で 10 年近くマネージング・ディレクターを務めていました。また、PMC シエラ社ではアジア地区の製造担当ディレクター、スーパーテックス社ではジェネラルマネージャーを務めています。ミンは、テレコム・セミコンダクタ社、ミテル・セミコンダクタ社、および LSI ロジック社で半導体業界でのキャリアをスタートさせ、オペレーションとエンジニアリングの役割を担ってきました。

Ming Ng

Greg Barrett (グレッグ・バレット)

シニア・VP、CFO (チーフ・ファイナンシャル・オフィサー)

グレッグは、エフィニックス (Efinix) の CFO を務め、財務戦略、会計・報告、税務、財務、IR を管理しています。半導体業界で 30 年以上の財務部門でのリーダー経験を持っています。エフィニックス (Efinix) に入社する前は、スーパーマイクロ社やラムバス社でVP、ファイナンシャルや財務担当を務めていました。キャリアをスタートしたアルテラ社には、18 年間勤務し、幹部クラスの役職を務めました。その後、マイクロン社に移り、コンシューマ製品グループの財務チームを率いていました。また、グレッグは、サンタクララ大学で MBA を取得しています。

Greg Barrett

Jay Schleicher (ジェイ・シュライカー)

シニア・VP、ソフトウェア・エンジニアリング

ジェイ・シュライカーは、1990 年以来、新アーキテクチャの開発とサポート、リサーチ、論理合成、IP 開発、品質管理、検証、シミュレーションなど、FPGA ソフトウェア開発のほぼすべての部分に関わってきました。エフィニックス (Efinix) においては、RTL デザインからビットストリームに至る FPGA の CAD フローを最高クラスのものにすることを目標としています。

23 年間在職したアルテラ社では、さまざまな分野のソフトウェアおよび IP チームを率いました。チームを率いて非常に優れた自社開発の論理合成ツールの開発したことがその一例です。また、設計上の新機能に対し、ソフトウェアの観点からチームを率いて分析やテストを行い、機能評価を実施した実績もあります。

さらに、特許出願候補となるアイデアのレビュー、分析、評価の経験においても豊富な経験を持っており、50 件を超える特許の執筆者あるいは共同執筆者となっています。

Jay Schleicher

Jing Kuo (ジン・クオ)

VP、セールス&ビジネスデベロップメント (中国)

ジン・クオは、FPGA 業界での経験が豊富で、アルテラ社に 13 年以上勤務し、営業、チャネル管理、事業開発、技術サポートなどのフロントラインおよび管理職として様々な経験をしました。サンノゼ、香港、深圳、成都、北京での勤務経験があり、多文化に対しても強い背景を持っています。エフィニックス (Efinix) 入社前は、スマートホーム企業の共同設立者として、研究開発とサプライチェーン管理を担当していました。UCLA ではコンピュータ工学の学位を取得しています。



Jing Kuo

Mark Oliver (マーク・オリバー)

VP、マーケティング&ビジネスデベロップメント

マークは、エンジニアリング、アプリケーション、マーケティングの分野で豊富な経験を持つ業界のベテランです。英国出身のマークは、リーズ大学で電気電子工学の学位を取得しました。ヒューレット・パッカード社に 10 年間在籍し、ヨーロッパとアメリカのエンジニアリングと製造部門を管理していました。その後、さまざまなビデオ関連の新興企業で製品マーケティングとアプリケーションエンジニアリングを指揮しました。エフィニックス (Efinix) に入社する前は、Marvell の WW ストレージ アカウントのディレクターとして、マーケティングとビジネスデベロップメントチームを率いていました。

Mark Oliver

Jeff Suto (ジェフ・スート)

相談役

ジェフは、新興成長企業の社外相談役を務めており、ベンチャー企業に対して、ビジネスプラン以前の段階から売却またはIPO、さらにその後に至るまで、33 年以上の経験があります。1996 年から 2002 年まで Venture Law Group(2003 年に Heller Ehrman White & McAuliffe と合併)でディレクターを務め、1988 年から 1995 年まで Brobeck, Phleger & Harrison のパロアルトオフィスで弁護士として活躍しておりました。今までのキャリアを通じて、技術系企業を専門としており、とくに企業提携、資金調達、M & A、技術ライセンス、株式公開、SEC コンプライアンスに重点を置いています。また、多くの投資家、エンジェル投資家、私募や公募の引受人、および個人経営者を代理し、企業や証券に関する専門立会人として活躍してきました。

1983年、スタンフォード大学にて政治学の学士号を取得。大学卒業後、CBS 社の楽器部門で財務アナリストとして 2 年間勤務し、マルチ・ユーザー ミニ・コンピュータシステム用の連結財務報告システムを開発しました。1988 年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校で法学博士号を取得し、2 年目と 3 年目は教育助手として勤務しました。現在は、UCLA Ventures の執行委員会のメンバーを務めています。

Jeff Suto