Sapphire RISC-V SoC
Efinix は、Charles Papon によって作成された VexRiscv コアに基づいて RISC-V SoC を作成しました。 VexRiscv コアは、M、A、F、D、および C 拡張機能を備えた ISA RISCV32I を使用する 32ビットCPUであり、6つのパイプラインステージ (フェッチ、インジェクター、デコード、実行、メモリ、およびライトバック) と構成可能な機能セットを備えています。 Sapphire SoCにより、AXI4 および APB3 バス インターフェイスをサポートする機能を備えた VexRiscv コアをユーザーが構成できるようになります。 構成可能なマルチウェイ命令とデータキャッシュも付属しています。 組み込みコンピューティングとユーザー定義アクセラレータをすべて同じ Titanium または Trion® FPGA に組み込んだシステム全体を簡単に作成できます。
2018 年の RISC-V SoftCPU コンテストで 1 位を獲得した VexRiscv コア。
ユーザー設定可能な高性能 SoC で、オプションでメモリコントローラを搭載可能。Efinity IP マネージャで必要なペリフェラルを選択し、SoC を構成することができます。この Sapphire SoC の柔軟性は、様々な組み込みアプリケーションに最適です。 Sapphire SoC は、Efinity IP Manager v2021.1 以降に含まれています。
- 1 - 4 (ユーザー選択可能) 6 パイプライン ステージ (フェッチ、インジェクター、デコード、実行、メモリ、ライトバック) を備えた VexRiscv プロセッサー、マシン モードでの割り込みおよび例外処理
- システムクロック周波数 20 – 400 MHz
- 1 - 512 KB のオンチップRAM、SPIフラッシュ用ブートローダー搭載
- DDR3、LPDDR4x、または HyperRAM メモリ用のメモリ コントローラ
- 4 MB to 3.5 GB のメモリモジュール サイズをサポート
- ユーザー設定可能な外部メモリバス周波数
- 外部メモリと通信するための 1つの半の二重 AXI3 インターフェイス (最大 512 ビット) または 1 つの全二重 AXI4 (最大 512 ビット)
- 400 MHz DDR3 クロック周波数、 800 Mbps
- 1089 MHz LPDDR4x クロック周波数、 2178 Mbps
- 250 MHz HyperRAM クロック周波数、 500 Mbps
- ユーザーロジック用に最大 2つの AXIマスター チャネル、データ幅 32 - 512
- ユーザーロジックへのAXIスレーブチャネル1本
- オプションのマルチウェイ命令およびデータキャッシュを含む
- プションの浮動小数点ユニット(FPU)を含む
Efinity IP マネージャ v2021.1 以降でサポート
- オプションの Linux メモリ管理ユニット (MMU) を含む
- さまざまな機能を実行するための 1,024 ID を持つオプションのカスタム命令インターフェースを含む
- アトミックや圧縮などのオプションの RISC-V 拡張機能をサポート
- APB3 周辺機器:
- 最大32個のGPIO
- 最大3個のI2C マスター
- クライアントタイマー
- プラットフォームレベル割り込みコントローラ(PLIC)
- 最大3個のSPIマスター
- 最大3個のユーザータイマー
- 最大3個のUART(115,200ボーレート)
- 最大5個のスレーブユーザーペリフェラル
- 最大8個のユーザー割り込み