Ti375 FPGAは、I/Oインターフェイスで包まれた高密度、低消費電力の Efinix Quantumコンピューティングファブリックを備えています。このFPGAには、ハードコア RISC-Vブロック、SerDesトランシーバー、LPDDR4 DRAMコントローラー、MIPI D-PHYなど、さまざまな機能があります。
これらの機能を組み合わせることで、PCIeカード、RFリピーターおよび無線ユニット、スモールセル/大規模 MIMO、ケーブルモデム、マシンビジョン、自動車、AV 機器および放送、医療用画像処理、ビデオブリッジなど、さまざまなアプリケーションが可能になります。
クアッドコアのハードRISC-Vブロックには、M、A、C、F、D 拡張機能を備えた ISA RISCV32Iと 6つのパイプラインステージを備えた 32ビット CPUが搭載されています。ハードRISC-Vブロックを利用するには、Sapphire高性能 SoCをインスタンス化し、ハードRISC-Vブロックの速度と効率をソフトロジックの周辺機器の柔軟性と組み合わせます。
RISC-V CPU Block Diagram
SerDesトランシーバーは、PCIe Gen4.0、Ethernet SGMII、Ethernet 10GBase-KRプロトコルなどの複数のプロトコルと、1.25Gbps~ 16Gbpsのデータ レートを備えた PMAダイレクト モードをサポートします。
Ti375高速I/O(HSIO)ピンは、多数のシングルエンドおよび差動 I/O規格をサポートしています。通常の GPIOまたは LVDSペアとして使用できます。また、最大 1.5Gbpsの速度で動作する MIPI RXまたは TXレーンとして使用することもできます。これらの HSIOピンは完全にユーザーが構成可能なので、システムのニーズに合わせて組み合わせることができます。
MIPI-CSI-2プロトコルで HSIOピンを使用して、カメラやセンサーからデータを収集し、アプリケーションプロセッサに送信します。または、DSIプロトコルを使用して、イメージをディスプレイに送信します。Efinity® ソフトウェアには、MIPIベースのシステムをより簡単に作成できるように、D-PHY、CSI-2、および DSI IPスイートが含まれています。
Industrial Automation | Automotive | Cable Modems | Machine Vision | Video Bridges