RAP (リコンフィギュラブル・アクセラレーション・プラットフォーム)

エフィニックス (Efinix®) の FPGA は、コンシューマ製品からエッジ・コンピューティング、AI 画像処理から産業用オートメーションまで、幅広い分野で広く採用されています。大量生産にも対応できるコスト構造で、カスタム ASIC の設計に伴うコストやリソースリスクを排除し、市場投入までの時間を短縮することができます。デバイス自体が低消費電力であるため、監視カメラや産業用オートメーション・アプリケーションなどの厳しい環境条件にも適合します。

しかしながら、FPGA デバイスだけでは不十分な場合もあります。エフィニックス (Efinix) の「RAP - リコンフィギュラブル (再構成可能)・アクセラレーション・プラットフォーム」は、設計者が FPGA を直観的にアプリケーションに組み込むことができるように支援する取り組みで、ドメイン固有の演算や高速化アクセラレーションを提供し、製品の耐用期間中の様々な要件変更に適応することができます。「RAP」は以下を提供します:

• 最適化されたソリューションの市場投入までの時間とコストのバランスのとれたハードウェア
• 市場投入までの時間を短縮するために、ハードウェアの自然な抽象化を実現するためのソフトウェア
• ハードウェアとソフトウェアが混在するシステムをエンドツーエンドでサポートするための設計フロー

「RAP」の取り組みでは、必要なテクノロジを選択して、容易に使用可能なパッケージに組み立てることができます。設計者は、すぐに使用可能な標準的な Trion または Trion Titanium FPGA から開発に着手できます。カスタマイズの最初のレベルであるチップレットでは、アプリケーションのニーズに最適なコンポーネントと FPGAをシステム・イン・パッケージ (SIP) として組み合わせます。その結果、より低コストで市場投入までの時間が短縮されたカスタムソリューションが実現します。次のレベルはモノリシック統合で、独自の SoC に標準的な FPGA コアを内蔵します。これらのソリューションは、大量生産に最適です。最後に、完全なカスタムソリューションが必要な場合、エフィニックス (Efinix) は、お客様の ASIC に Quantum コアを統合する手助けをします。「RAP」により、アプリケーションを次のレベルに引き上げためのあらゆる種類のソリューションを手に入れることができます。